高等専門学校~化学・生物科~
高専の学科紹介
高専に入りたいけど、学科をどれにすればいいの?って方向けです。
筆者もなんとなくで学科を選んだので、学科選びの参考になればと思います。
工学系の学科には主に
- 機械・材料科
- 電気科
- 情報系
- 化学・生物系
- 建設・建築系
があります
今回は化学・生物系の学科についてです。
目指せサイエンティスト!
化学系と言われて想像する通り、科学者を目指すための学科になります。
試験管やフラスコを使って薬品を混ぜている人たちですね。
機械・電気科などとは多少毛色が違う学科になります。
では、どんな授業が行われているのでしょうか?見ていきましょう
有機化学・無機化学
それぞれ、炭素を中心とした物質・炭素が中心でない物質かという違いがあります。
物質の特性を知り、作り出すための重要な科目ですね。
化学実験
ここでは、座学で培った知識を駆使して実験を行います。
筆者の高専では、他の学科よりも実験の時間が多いですね。
実験後には、レポートを提出しなければいけないので、化学科の学生はずっとレポート書いているイメージがあります。
機器分析
実験で用いる測定機器の原理や取扱を学ぶ授業です。
授業内での実験や、卒業研究で測定機器を多く取り扱うので、化学系の学生には必須の知識になります。
ここからは、化学科の内情についてです。
男女比
他の工業系学科と比較して、女子学生の人数が多いです。
男子:女子=6:4くらいが平均くらいですかね。
筆者の学年は、女子学生の人数が多く、4:6くらいの比率になっていました。
やはり、理系に進みたい女子の中では、クリーンなイメージがあるのでしょうか?
学内一のリア充集団?
機械系の私からみて、やつらはリア充です(断定)。
普通に女子と会話していますし、まず、教室が臭くないです。
あと、消しカスを床に捨てていないのは化学科だけです。
進路
就職する場合、他の科と比較すると少し苦労するようです。
というのも、化学系の企業となると数が限られてくるので、必然的に倍率が上がります。(上がるといっても高専への求人は10倍以上は必ずあります。)
進学する場合ですが、他の学科と比べて受かりやすいそうです。
筆者の高専では、他の科よりも進学する人の割合が高い傾向がありました。
どんな人が向いている?
- 化学薬品を取り扱う企業へ就職したい人
- サイエンティストになりたい人
- 工学系に進みたいけど、男ばかりの環境は嫌な人
には化学科がおすすめです。
また、実験が多い学科になるので、実験好きにはたまらない環境だと思います。
女子で高専を目指している方は、化学系の学部を志望すれば、まず後悔はないでしょう。
男子で高専を目指している方は、男が95%が男子学生の機械科に来ましょう。