高専ってなに?
なにそれ?
高専とは・・・
後期中等教育段階を包含する5年制(商船に関する学科は5年6か月)の高等教育機関と位置付けられている日本の学校。一般には高専(こうせん)と略される。 学校教育法を根拠とし「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的とする一条校である。(wikipediaより)
らしいです。
要するに、中学卒業後から5年間専門知識をつけるための学校です。
卒業することができれば短大卒扱いになります。
筆者もこの学校に現在在籍しています。
何を勉強してるの?
高専は、基本的には工業系の学校です。
そのため、学科は
- 機械系・材料系
- 電気・電子系
- 情報系
- 化学・生物系
- 建設・建築系
と工業系の学科が多いです。
一部の高専には、
- 商船
- 国際
- 経営
- デザイン 等
の工業系以外の学科もあります。
ちなみに筆者は機械・材料系の学科に在籍しています。
工業系って勉強できなさそう
実はそんなことないんです。(入学時は)
一番偏差値が高いのは兵庫県にある、明石高専で、68あります。
学校・学科ごとに多少の差はありますが、工業系の学科では60前後ありそうですね。
偏差値の平均は50なので、ちょっと勉強できる人たちが集まっている学校です。
しかし、高専にいると勉強しなくなります。5年もありますからね。
一部の優秀な人を除いて大多数はゲームしてますね。(少なくとも筆者がいるところは)
でも、最低限の勉強をさせるためのルールはあります。それが、、、
高校生なのに留年
するんです。
一般的な高専では、規定の単位数を落としてしまうと進級ができないのです。
しかし、ご安心を。
普通に授業に出て、課題を提出さえしていれば留年することはありません。
(筆者の高専では最終的に2割が留年していましたが、闇が深そうなので内緒です)
高専のその先
気になるのは高専で勉強した先の進路。
高専は「職業に必要な能力を育成する」ために創立された学校であるため、就職に強いことが特徴です。
しかし、最近では卒業後に進学する人が増えてきています。
進学する際は、編入という扱いで編入を受け付けている大学に進学する人が多いですね。
他にも専門学校に入学する人もいました。
編入学は一般的な入学より、比較的受かりやすいといわれています。
そのため、高専入学時から就職ではなく進学することを考えている人も多いようです。
さいごに
高専は、
- そこそこ勉強できる人が集まっている工業系の学校
- 五年間のカリキュラムで勉強する
- サボると留年しちゃう
- 就職にとても強いが、編入して進学することも可能
です。
知名度は低いですが、優秀な人も多いので注目されていってほしいです。